50代からの逆転合格! 行政書士試験ラストスパート戦略3選

行政書士試験は、①法令等科目の得点が満点の50%以上、②一般知識等科目の得点が満点の40%以上、③試験全体の得点が満点の60%(180点)以上、という3つの要件をすべて満たすと合格になります。つまり満点を狙う必要はなく、いかに合格点を確保するかが重要です。
みなさん、こんにちは!ふにゃねこです。
9月25日、行政書士試験までいよいよ残り44日となりました。
カレンダーを見るたびに、心臓がキュッとなりますよね。特に私と同じ50代の受験生のみなさんは、
「本当に間に合うのかな…」
「記憶力も体力も落ちてるのに…」
なんて、焦りや不安に押しつぶされそうになっていませんか?
わかります、痛いほど…。
でも、ここからのラストスパートは、ただがむしゃらに頑張る「根性」だけでは乗り切れません。私たちには、私たちに合った「戦略」が必要です!
そこで今回は、「試験情報」として、私が自分自身に言い聞かせ、実践している50代からの逆転合格を掴むための学習戦略を3つに絞ってご紹介します!
戦略1:学習範囲を「広げず」に「深める」!
この時期になると、不安から新しい問題集に手を出したり、SNSで評判の講座を覗いてみたくなったりしませんか?
「あれもこれもやらなきゃ!」
って、気持ちばかりが焦ってしまいますよね。
でも、グッとこらえましょう! 私たち50代が今やるべきは、手を広げることではなく、これまでやってきたことの精度を上げること。つまり、
学習範囲を「深める」作業です。
「あ、この論点、また肢別過去問集で間違えちゃった…」
「ユーキャンのテキストのこの部分、まだ理解が曖昧かも…」
そんな自分の弱点を一つずつ、丁寧に潰していくんです。
特に配点の大きい行政法と民法の基礎知識で、誰もが正解するような問題を絶対に落とさないこと。それが合格への一番の近道だと私は信じています。
満点を取る必要はないんですから。
まずは合格ラインである180点を盤石にする「守りの学習」に徹しましょう!
戦略2:「仕組み」で記憶力と体力をカバー!
正直、若い頃のように徹夜なんてできませんし、長時間机に向かっていると集中力も途切れがち…。50代の挑戦は、この体力と記憶力の衰えといかに上手に付き合うかにかかっています。
そこで大切なのが、気合や根性に頼るのではなく、
学習を「仕組み化」してしまうこと。
具体的には、
学習の中心を「インプット(読む・聞く)」から「アウトプット(解く・思い出す)」に切り替えるんです。
例えば、
- 通勤の車中では、スマホの一問一答アプリを10問だけ解く
- 職場の休憩時間には、肢別過去問集を5ページだけ進める
- 夜寝る前の15分間は、今日間違えた論点を誰かに説明するフリをしてみる
といった具合に、短い時間で何度も知識を引き出す訓練を繰り返すんです。
この細切れのアウトプットが、脳に「これは大事な情報だ!」と認識させ、記憶をガッチリ定着させてくれます。驚くほど効果があるので、
「私、天才かも?」
なんて勘違いさせてくれるくらいです(笑)。
戦略3:「できない問題」を宝物に変える!
模試を受けたり、過去問を解いたりして、思うように点数が取れないと…。
「もうダメだ…わたしムリかも…」
なんて、心がポキッと折れそうになりますよね。
でも、その「できなかった問題」こそ、今のあなたを合格に導いてくれる「宝物」なんです! 大切なのは、点数に一喜一憂することではなく、「なぜ間違えたのか?」を徹底的に分析すること。
- 知識不足?
⇒ テキストに戻って、周辺知識も含めて丁寧に復習! - 勘違い?
⇒ なぜそう思い込んだのか?自分の思考のクセを把握! - 問題文の誤読?
⇒ 時間を計って、焦らず正確に読む訓練を!
こうして分析した内容を「ミスノート」にまとめていけば、それは市販のどんな教材よりも価値のある「わたしだけの最強の参考書」になります。
間違えた分だけ、私たちは合格に近づいているんです!
まとめ
いかがたったでしょうか。
残り44日。焦る気持ちはみんな同じです。でも、私たち50代には、これまでの人生経験で培った
「効率的な時間の使い方」
「現実的な目標設定」
ができるという強みがあります。
- 範囲を絞る勇気
- スキマ時間のアウトプット
- ミスを分析する力
この3つの戦略を武器に、自分を信じて、一日一日を大切に過ごしていきましょう。ここからの1日で、試験の結果はまだまだ変わります。
私自身、不安でいっぱいですが、みなさんと一緒に最後まで走り抜けたいです。一緒に合格を掴み取りましょう!