脳が沸騰! 松本先生の行政法講義と民法の沼

行政行為には、たとえ違法であっても、権限ある機関(裁判所など)によって取り消されるまでは有効なものとして扱われる力があります。これを「公定力(こうていりょく)」と呼びます。たとえ「違法な課税処分だ!」と思っても、正式に取り消されるまでは納税義務がなくならない、というのが典型例です。
みなさん、こんにちは!ふにゃねこです。
今日は10月8日、水曜日。行政書士試験まで、あと残り31日。
10月もいよいよ中盤に差し掛かろうとしていますね。
この時期になると、一日一日の重みが全く違うように感じます。一日サボれば、ライバルにぐんと差をつけられてしまう…。そんなプレッシャーと戦いながら、今日もなんとか6時間の学習を終えました。
今日は、ある講義のおかげで、私の脳みそは完全にオーバーヒート気味です!
2時間で4時間分!?松本先生の超高密度な行政法講義
本日のメインイベントは、なんといっても前回もお世話になった弁護士の松本先生の行政法講義でした。もともと2時間の講義だったのですが、
その中身の濃さといったら…!
正直なところ、体感では4時間分ぐらいの知識を頭に詰め込まれたような感覚です。先生の解説はキレッキレで、一つのテーマから関連論点へ次々と話が展開していくので、一瞬たりとも気が抜けませんでした。
「え、待って待って…、今の条文どこだっけ?」
ケータイミニマム六法をめくる手が追いつかなくなることもしばしばでした。50代の脳にはなかなかのハードワークでしたが、この超高密度なインプットは、間違いなく今の私に必要な刺激だったと感じてます。
午後は民法の深い沼へ…物権変動と類推適用
行政法でパンク寸前になった頭を少しクールダウンさせた後は、気分を切り替えて民法の学習に進みました。
今日のテーマは、多くの受験生が苦しむという物権変動、特に類推適用の論点です。
なぜ?どうして?を動画で解決
この論点は、ただテキストを読んでいるだけだと
「で、結局どういうこと?」
となりがちですよね。そこで、私の強い味方であるYouTubeチャンネルの出番です。
- 動画で民法がわか-る。
⇒ 具体的な事例を挙げてくれるので、イメージが掴みやすいです - 行政書士のぱんだ塾
⇒ 図解が豊富で、複雑な権利関係もスッキリ整理できます
これらの動画を視聴することで、
「なぜここでは類推適用が必要になるのか」
という根本の部分を、ようやく自分の中に落とし込めた気がします。働きながら勉強していると、独学では理解しにくい部分を、こんなふうに動画で補えるのは本当にありがたいことです。
地道な反復練習が最後に効いてくる
どんなに
「なるほど!」
と理解が進んでも、それを本番でスラスラ書ける知識にするには、やはり地道な反復練習が欠かせません。夜の学習時間は、まさに自分との戦いでした。
伊藤塾の一問一答で知識の正確性をひたすらチェックし、間違えた箇所は
「なぜ間違えたのか」
を自分の言葉で説明できるようにする…。そして、アガルートのヤマ当てフェステキストを使い、何度も何度も40字でまとめる練習を繰り返しました。
派手さはないですし、時には眠気との闘いにもなりますが、この地道な作業こそが、記憶を脳に刻み込む一番の方法だと感じています。
特に私たち50代受験生にとっては、一度で覚えられないことも多いですから、この泥臭い努力が最後に自分を助けてくれると信じて、毎日続けています。
本日の学習時間まとめ
合計学習時間:6時間
- 出勤前の学習: 2時間
- 松本先生の行政法講義受講: 2時間
- 職場での学習: 30分
- 判例聞き流し: 30分
- 帰宅後の学習: 3時間30分
- 民法物権変動(動画で民法がわか-る。 ぱんだ塾): 1時間30分
- 記述式対策(アガルート): 1時間
- 伊藤塾の一問一答: 1時間
今日は本当に「勉強した!」という実感と、心地よい疲労感に包まれています。松本先生の講義で頭をフル回転させ、民法の難解な論点と格闘し、最後は地道な暗記作業で締めくくる…。まさに行政書士試験の学習の縮図のような一日でした。
残り31日。脳が沸騰しようが、沼にハマろうが、最後まで諦めずに知識を詰め込んで、絶対に合格を掴み取りたいと思います!
皆さんも一緒に頑張りましょうね!
