模試の記述式壊滅をバネに9時間! 条文・判例集中強化

行政書士試験では条文知識だけでなく、重要判例の理解が合格の鍵となります。特に憲法の人権分野、民法の契約・不法行為、行政法の処分・救済制度では、最高裁判例が頻出します。判例は単に暗記するのではなく、事案の概要と判旨の論理を理解することが重要です。
みなさん、こんにちは!ふにゃねこです。
今日は出勤日でしたが、昨日の模試の記述式結果の悔しさをバネに9時間の学習時間を確保しました!
模試で痛感した「条文知識の不足」と「判例理解の甘さ」を徹底的に改善する作戦です。
特に昨日間違えた住民監査請求の問題や、曖昧だった憲法の統治機構について重点的に取り組みました。アガルートの動画を中心に据えた学習スタイルの徹底で、確実に実力アップを実感できた一日でした!
憲法条文の本格暗記大作戦
統治機構の条文を徹底攻略
昨日の模試で統治機構の問題を勘で解いてしまったのが本当に悔しくて、今日はアガルートの憲法条文動画を使って本格的な暗記に取り組みました。これまで
「条文なんて六法を見れば分かる」
と軽く考えていましたが、試験では正確な条文知識が必須だと痛感しています。
特に重点的に学習したのは以下の条文です。
- 第73条
⇒ 内閣の職務権限(7号まで完全暗記) - 第41条
⇒ 国会は国権の最高機関 - 第59条
⇒ 法律案の議決 - 第65条
⇒ 行政権は内閣に属する
ケータイ行政書士ミニマム六法を片手に、重要条文を声に出して覚える学習法を実践しました。数字と内容をセットで暗記するのは大変でしたが、声に出すと記憶に定着しやすい気がします。
職場での秘密の暗記タイム
職場では休憩時間を利用して、小声でブツブツ条文を唱えていたところ、同僚に
「ふにゃねこさん、大丈夫?」
と心配されてしまいました。慌てて
「いえいえ、ちょっと暗記物を...」
と誤魔化しましたが、行政書士試験の勉強がバレそうになってヒヤヒヤでした。それでも条文暗記の効果は絶大で、帰宅後の復習時には明らかに理解度が上がっていました。
アガルート判例動画で理解革命
判例学習の新境地を開拓
今日の最大の発見は、アガルートの判例読み解き動画の素晴らしさでした!これまで行政書士の判例集を読んでも「で、結局何が重要なの?」状態でしたが、動画の解説を聞くと「なるほど、そういうことか!」と腑に落ちることの連続でした。
重点学習した判例分野
- 憲法人権分野
- 表現の自由の規制基準
- 職業選択の自由と営業の自由
- プライバシー権の保護
- 民法不法行為
- 過失の認定基準
- 因果関係の判断
- 損害賠償の範囲
- 行政法救済制度
- 処分性の判断基準
- 原告適格の要件
- 住民救済制度(昨日の大失敗分野)
住民監査請求の完全理解達成
特に昨日の模試で完全に間違えた地方自治法の住民救済制度について、行政書士のぱんだ塾と合わせて徹底的に学習しました。
住民救済制度の体系整理
- 住民監査請求(第242条
⇒ 住民訴訟の前置手続き - 住民訴訟(第242条の2
⇒ 4類型の訴訟 - 直接請求(第74条、第76条等
⇒ 条例制定・議会解散等
これまでごちゃごちゃになっていた知識がスッキリ整理できました。昨日は住民監査請求なのに国家賠償法と答えてしまった自分が恥ずかしいです。もう二度と間違えません!
債権・行政法で大きな節目達成
民法債権分野の後半2巡目完了
合格革命の肢別過去問集を使って、民法債権分野の後半部分の2巡目が完了しました!今日集中的に取り組んだ分野は以下の通りです。
学習完了分野
- 事務管理
⇒ 管理者の義務と権利 - 不当利得
⇒ 返還義務の範囲 - 債権の消滅
⇒ 弁済、相殺、混同、更改等 - 消滅時効
⇒ 改正民法の新ルール
昨日の模試で消滅時効の記述問題が壊滅的だったので、今日は動画で民法がわか~る。の消滅時効解説動画を集中視聴しました。改正民法の時効期間(権利を行使できることを知った時から5年、権利を行使できる時から10年のいずれか早い方)や起算点について、ようやく整理できました。
行政法総論3巡目の偉業達成
さらに行政法総論については、なんと3巡目達成という快挙を成し遂げました!行政行為から行政救済制度まで、行政法の全体像がかなりクリアになってきました。
3巡目で強化された理解
- 行政行為の分類
⇒ 法律行為的vs準法律行為的 - 行政手続法
⇒ 申請に対する処分vs不利益処分 - 行政不服審査法
⇒ 審査請求vs再調査の請求 - 行政事件訴訟法
⇒ 処分性、原告適格、訴えの利益 - 国家賠償法
⇒ 1条責任vs2条責任
行政書士試験では行政法が19問も出題されるので、この分野の強化は合格への大きな前進です。
新学習スタイルの確立と今後の戦略
三段階学習法の威力を実感
今日の学習を通じて「条文暗記→判例理解→過去問演習」の三段階学習法の効果を実感しました。これまではどうしても過去問中心でしたが、基礎となる条文知識が曖昧では応用が利きません。
最適な学習サイクル
- ユーキャンの行政書士通信講座
⇒ 理論の基礎固め - アガルート動画
⇒ 理解の深化と定着 - 合格革命過去問集
⇒ 実戦力の向上
この組み合わせが現在の私にとって最適解だと分かりました。例のプリンターでアガルートの無料PDFを印刷した資料も、細かい判例の事案まで鮮明に見えるので学習効率が上がっています。
50代学習者の工夫点
年齢を重ねた学習者として、以下の工夫が効果的だと感じています。
- 声に出す暗記法
⇒ 聴覚も使った記憶定着 - 視覚的整理
⇒ 図表やプリント資料の活用 - 複数回復習
⇒ 一度で覚えず、繰り返しで定着 - 具体例での理解
⇒ 抽象論より事例での把握
本日の学習時間まとめ
合計学習時間:9時間
- 出勤前の学習:3時間30分
- 憲法条文集中暗記:2時間
- 民法判例復習:1時間30分
- 職場での学習:30分(休憩時間での条文復習)
- 帰宅後の学習:5時間
- アガルート判例動画視聴:2時間
- 民法債権後半2巡目完了:1時間30分
- 行政法総論3巡目完了:1時間30分
昨日の模試で見つかった弱点を一つ一つ潰していく作業ができて、とても充実した一日でした。条文・判例・過去問の三位一体学習スタイルも確立できたので、残り約2か月間この方法で突き進みます。
模試の悔しさを成長のエネルギーに変えて、必ず行政書士試験合格を掴み取ります!