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行政事件訴訟法の壁に挑戦! 処分性・原告適格を攻略

行政事件訴訟法の壁に挑戦! 処分性・原告適格を攻略
【豆知識:行政事件訴訟法の処分性】

処分性とは、取消訴訟の対象となる「行政庁の処分」に該当するかどうかの判断基準です。公権力の行使にあたる行為で、国民の権利義務に直接的な法的効果を及ぼすものが処分とされます。通達や行政指導は原則として処分性がありませんが、建築確認や営業許可などは処分性が認められます。

みなさん、こんにちは!ふにゃねこです。

今日は火曜日の出勤日で、6時間30分の学習時間を確保しました!

昨日に引き続き憲法条文と判例学習を継続しつつ、模試で大失敗した行政事件訴訟法に本格的に挑戦しました。特に処分性と原告適格という、行政書士試験の難所中の難所に真正面から向き合った一日です

資格スクエア公式チャンネルの解説動画も活用し、複数の角度からアプローチすることで少しずつ理解が進んできました!

憲法条文暗記の継続と新たな発見

人権分野の条文に本格着手

昨日は統治機構の条文を重点的に暗記しましたが、今日は人権分野の重要条文に取り組みました。アガルートの憲法条文動画を使いながら、特に以下の条文を集中暗記しました。

  • 第13条
    ⇒ 個人の尊重、生命・自由・幸福追求権
  • 第14条
    ⇒ 法の下の平等、差別の禁止
  • 第21条
    ⇒ 表現の自由、検閲の禁止
  • 第22条
    ⇒ 居住・移転・職業選択の自由

条文と判例のリンク学習法を発見

今日の大きな発見は、条文暗記と判例学習を組み合わせる方法の威力でした!例えば第21条の表現の自由を暗記した直後に、アガルートの判例読み解き動画で関連判例(猿払事件、博多駅テレビフィルム提出命令事件など)を学習すると、理解が格段に深まります。

ケータイ行政書士ミニマム六法で条文を確認しながら、行政書士の判例集で具体的な適用例を学ぶ。この条文→判例→条文のサイクルが、50代の記憶定着には非常に効果的だと実感しました。

行政事件訴訟法の難題に真正面勝負

処分性の判断基準で四苦八苦

今日のメインテーマは、模試で撃沈した行政事件訴訟法の攻略でした。特に処分性の判断基準について、合格革命行政法のテキストとアガルート無料PDFを徹底的に読み込みました。

処分性ありとされる典型例

  • 建築確認
    ⇒ 直接的な法的効果あり
  • 営業許可・免許
    ⇒ 権利設定効果
  • 課税処分
    ⇒ 納税義務の確定
  • 懲戒処分
    ⇒ 身分への直接的影響

処分性なしとされる典型例

  • 通達
    ⇒ 内部的な職務命令
  • 行政指導
    ⇒ 任意の協力要請
  • 事実行為
    ⇒ 法的効果を生じない行為

でも、実際の判例を見ると境界線が微妙で、資格スクエア公式チャンネル解説を聞いても

  「えー、それで処分性ありなの?」
  「こっちはなしなの?基準がよく分からない...」

と頭を抱える場面が続出でした。

原告適格でさらに混乱

処分性で苦戦していたところに、原告適格という更なる難敵が登場しました。動画で民法がわか~る。でも行政法は扱っていないので、アガルート判例読み解き動画が頼りです。

原告適格の判断要素

  1. 法律上の利益
    ⇒ 法的に保護された利益か
  2. 個別的・具体的利益
    ⇒ 一般的・抽象的利益では不十分
  3. 処分により侵害される利益
    ⇒ 因果関係の存在

理論は分かるんですが、具体的な事案になると判断が難しすぎます。ユーキャンの行政書士通信講座の行政法テキストも併用しましたが、まだまだ理解が浅いことを痛感しました。

民法判例学習の継続で安定感

不法行為判例で手応えを実感

行政法で苦戦する一方で、民法の判例学習は順調に進んでいます。今日は特に不法行為の重要判例について、アガルート判例読み解き動画で詳しく学習しました。

重点学習した判例

  1. 名古屋地裁の騒音判例
    ⇒ 受忍限度論の発展
  2. 最高裁の医療過誤判例
    ⇒ 過失の立証責任
  3. 交通事故の過失相殺判例
    ⇒ 損害の公平分担

民法の判例は具体的で分かりやすく、行政法と比べて「すんなり頭に入る」感じがします。やはり日常生活に身近な分野だからでしょうか。

債権総論の理解も深化

昨日完了した債権分野の復習も兼ねて、アガルート無料PDFの民法債権資料を読み返しました。消滅時効、保証債務、連帯債務など、模試で間違えた分野の理解が着実に進んでいます。

特に保証債務については、改正民法での変更点(情報提供義務、個人根保証の極度額設定等)がようやく整理できました。

商法学習で気分転換とバランス確保

会社法の株式制度を学習

行政事件訴訟法で頭が疲れた時の気分転換として、商法の学習も継続しました。ユーキャンの行政書士通信講座の商法テキストで、株式の基本的な仕組みを学習しました。

今日学習した商法分野

  • 株式の意義
    ⇒ 会社に対する社員権
  • 株主の権利
    ⇒ 自益権と共益権の区別
  • 株式の譲渡
    ⇒ 原則自由、定款での制限可能
  • 株主総会
    ⇒ 会社の最高意思決定機関

商法は確かに出題数は少ないですが、基本的な概念を理解すれば得点できる分野でもあります。行政法や民法で疲れた時の「息抜き学習」としても効果的だと感じました。

学習スタイルの改善と課題

複数動画チャンネルの効果的活用

今日はアガルート資格スクエアの動画を併用することで、理解が深まることをあらためて実感しました。同じ論点でも、異なる講師の解説を聞くことで「別の角度からの理解」が得られます。

特に行政事件訴訟法のような難しい分野では、一つの解説だけでは理解しきれない部分も、複数の解説を組み合わせることで徐々に腑に落ちてきます。

50代学習者の時間配分戦略

6時間30分の学習時間を効率的に使うため、以下の時間配分を実践しました:

学習時間の配分戦略

  • 難しい分野(行政事件訴訟法)
    ⇒ 集中力の高い時間帯
  • 復習分野(憲法条文・民法判例)
    ⇒ 中程度の集中時間
  • 息抜き分野(商法)
    ⇒ 疲れた時の気分転換

この配分により、一日を通じて学習効率を維持できました。

本日の学習時間まとめ

合計学習時間:6時間30分

  • 出勤前の学習:2時間30分
    • 憲法条文継続暗記:1時間30分
    • 民法判例復習:1時間
  • 職場での学習:30分(休憩時間での条文確認)
  • 帰宅後の学習:3時間30分
    • 行政事件訴訟法集中学習:2時間30分
    • 商法継続学習:1時間

行政事件訴訟法という高い壁に挑戦した一日でしたが、少しずつでも理解が進んでいることを実感できました。処分性や原告適格はまだまだ課題ですが、複数の教材と動画を駆使することで必ず攻略できると信じています

明日も同じペースで、苦手分野の克服に向けて頑張ります!

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