198点! 伊藤塾公開模試で掴んだ直前期の希望と課題

記述式問題の採点は、合否を左右する重要な要素です。採点基準は公開されていませんが、一般的に「要求されている法的根拠(条文・判例)の明記)」、「論点の過不足」、そして「キーワードの正確な使用」の3点が特に重視されると言われています。例え完璧な条文でなくても、核となるキーワードが合っていれば部分点が得られる可能性が高く、最後まで諦めずに解答欄を埋めることが重要です。
みなさん、こんにちは!ふにゃねこです。
昨日の「今日の学習記録」でも速報をお伝えしましたが、今回は10月13日に受験した伊藤塾公開模試2回目の詳細レポートをお届けします!
結果は、なんと… 「記述抜きで198点!」
この点数を見た瞬間、
「このまま本番突入でもいいんじゃないかしら!?」
…などという、一瞬の甘い幻想が脳裏をよぎりましたが、自己採点を詳細に進めるうちに、足元をすくわれる可能性もしっかり見えてきました。
この喜びと反省の両方こそが、直前期の貴重な指針となります。私の模試結果と、そこから見えてきた課題を、正直にお伝えしますね!
記述抜き198点!確かな手応えと自信
模試を解き終えた瞬間は、これまで受けたどの模試よりも
「手応えがあった」
というのが正直な感想です。特に、直前に集中して学習したテーマが一般知識も含めて多く出題されていたおかげで、頭にしっかり残った状態で対応できました。それにしても…、
模試が終わって自己採点をする時の緊張感と言ったら…!
まるで本番の合否判定を待っているような気分でした。
自己採点の結果、記述抜きで198点。念願の190点台に到達し、これまでの積み重ねが報われた感じがして、本当に感動しました。
「やった! これで本番も落ち着いていけるわ! でも……記述、大丈夫かしら?」
一般知識等も安定して得点でき、全体としては
「ふにゃねこ的には満点!」
と胸を張れる出来だったからこそ、次の課題に目が行きます。そう、それは私の永遠のテーマともいえる落とし穴です。
浮き彫りになった直前期の落とし穴と弱点
ふにゃねこ的高得点に一喜一憂せず、私が必ず確認したのは
「なぜ間違えたか?」
「どの知識が曖昧だったか?」
という点です。
結果、今回は高得点だからこそ見過ごせない、いくつかの大きな落とし穴を発見しました。直前にやったところがドンピシャで出たからこその「上振れ」である可能性も考慮し、特に点検すべき箇所をリストアップしました。
知識のフワフワ状態を招いた民法・家族法
- 民法〔寄託〕
⇒ これまであまり時間をかけていなかった、民法の細かな契約類型について、知識がフワフワしていたと痛感! 基本的な契約の成立要件や解除に関する知識が抜けていました - 家族法
⇒ 最近は行政法や会社法に注力していたため、家族法(親族・相続)に関する条文や判例の感覚が鈍っていました。知識の鮮度を保つことが大切だと再認識です
憲法と行政法の網羅性の甘さ
- 憲法(司法権の範囲)
⇒ 過去問で頻出の論点にもかかわらず、司法権の限界や統治行為論など、関連論点の整理が曖昧なまま。これは知識の網羅性が甘い証拠です - 行政法(準用)
⇒ 前回の模試でも頭を抱えた、行政手続法や行政不服審査法、行政事件訴訟法などの準用に関する知識。知識の抜けというより、頭の中で混乱している状態でした
この落とし穴を本番に持ち込むわけにはいきません。 198点という点数は、
「この弱点を徹底的につぶせば、合格が見えてくる!」
というメッセージだと受け止めます。
記述式問題、まさかの2問目「壊滅」状態?
今回の模試では、法令科目で満点に迫る得点を得られたことが最大の収穫でしたが、一方で記述式問題は大きな反省点となりました。
自己採点では、1問目と3問目は部分点は獲得できそうだと感じています。しかし、
2問目が完全に壊滅状態
でした。問いに対する答えの方向性や、使用すべきキーワードが全く思い浮かばず、解答欄を埋めるのに精一杯。模試終了後、すぐに確認しましたが、問いの本質を見抜けていませんでした。
行政書士試験の記述は、部分点を積み重ねる戦いです。知識はそこそこあったはずなのに、本番形式の「文章としてまとめる」訓練が足りていない証拠です。
高得点を取れた喜びは一瞬で終わり、この記述式の弱点をどう克服するかという新たな課題に直面しています。
徹底的な弱点潰し!模試を活かす直前戦略
模試は
「終わってからが本番」
です。この198点という結果を、単なる自己満足で終わらせるわけにはいきません。
模試で浮き彫りになった弱点を徹底的につぶすため、今後の学習戦略を立てました。
今後の緊急対策メニュー
- 伊藤塾一問一答講義
⇒ 模試で間違えた行政法や、知識が曖昧だった部分の関連論点を一問一答講義でチェック - マジでイケてる行政書士講座
⇒ 行政法直前動画を視聴しながら、準用などの忘れていた論点をピンポイントで復習 - 動画で民法がわかーる。(有料版)
⇒ 会社法や行政法の復習のため、ふにゃねこの頼れる相棒「動画で民法がわかーる。」で関連分野を視聴しながら再確認 - アガルートヤマ当てフェス動画&テキスト
⇒ 何度も繰り返し視聴して、重要論点や直前期の先生方の戦略を頭に叩き込む
知識の定着と記述対策へのアプローチ
- 知識の定着度アップ
⇒ 『合格革命 行政書士 肢別過去問集』で、模試で間違えた問題だけでなく、その周辺知識の肢もすべてチェックし、曖昧な知識をゼロにします - 記述式問題へのアプローチ改善
⇒ 『うかる行政書士2025年度版一問一答過去問セレクション』などを利用し、論点を一言で説明する練習を繰り返すことで、記述で要求されるキーワードを素早く引き出せるように特訓します - 弱点論点の徹底的な再構築
⇒ ケータイミニマム六法とユーキャンのテキストを使い、民法(寄託、家族法)、憲法(司法権)、そして行政法(準用)の論点について、関連条文や制度をもう一度根本から理解し直します - 動画によるインプットの効率化
⇒ 『マジでイケてる行政書士講座』や『動画で民法がわかーる。』を視聴しながら、苦手な行政法や、知識が混同しやすい準用の部分をピンポイントで確認し、理解を深めます
プリンター(購入初日以外はトラブルなく絶好調です!)で、過去問や間違えた肢をまとめた苦手ノートを再度印刷し、直前期の暗記に役立てます。
記述抜き198点という点数で得た自信をバネに、この勢いを本番まで持続させます。課題が明確になった今が、一番伸びる時! 残り少ない日々を大切に過ごしていきます。
【行政書士試験に挑戦する50歳からのふにゃねこ記録】
ふにゃねこのプロフィールや日々の奮闘の記録は以下のリンクからもご覧いただけます。

