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伊藤塾公開模試、実力と課題の分析 記述式は壊滅的 でも…

伊藤塾公開模試、実力と課題の分析 記述式は壊滅的 でも…
【豆知識:模擬試験の活用法】

模擬試験は単に実力を測るだけでなく、試験の時間配分や集中力の維持、苦手分野の洗い出しなど、本番に向けた総合的な準備として活用すべきものです。特に行政書士試験では3時間という長時間の集中力が求められるため、模試での体験は本番での成功を大きく左右します。

みなさん、こんにちは!ふにゃねこです。

昨日受験した人生初の行政書士試験「公開模擬試験の結果」をお伝えします!

今回は伊藤塾の公開模試に挑戦しましたが、Zoom配信での講評によると「今回は難易度高め」とのことでした。

そんな中での結果だったので、現時点ではそこそこ満足しています。ただし、正直言って運良く正解できた問題もあったので、まだまだ気を引き締めて頑張らないといけません。

この結果を見て、残り約2か月でどこを重点的に勉強すべきかが見えてきました!

択一式の結果発表

法令等科目:35問/52問正解

法令等科目では52問中35問正解でした。正答率で言うと約67%です。今の勉強進度を考えると、まずまずの結果かなと思います。

科目ごとの手応え

  • 憲法
    ⇒ 人権分野は比較的よくできました
  • 行政法
    ⇒ 行政事件訴訟法でつまずきました
  • 民法
    ⇒ 物権・債権の基本問題は安定して正解
  • 商法
    ⇒ やっぱり厳しい…基本問題だけ何とか

特に行政法の行政事件訴訟法は、処分性とか原告適格とか、まだまだ理解が曖昧だなと痛感しました。

基礎知識分野:8問/14問正解

基礎知識分野は14問中8問正解でした。基準点の6問はクリアできたので、ひとまず安心です。

分野別の感想

  • 政治・経済・社会
    ⇒ 時事問題が全然ダメでした
  • 情報通信・個人情報保護
    ⇒ 基本的な内容は大丈夫
  • 文章理解
    ⇒ 2問中1問正解(もっと練習が必要)
  • 行政書士法等
    ⇒ ここは確実に得点できました

文章理解は普段ほとんど対策していないので、これから定期的に練習しないとダメですね。

記述式は完全に撃沈

第1問(行政法):大間違い

これが一番痛かったです。迷いに迷った挙げ句、正解と逆の答えを書いてしまいました。

私の解答:国家賠償法に基づく損害賠償請求
正解:住民監査請求

住民訴訟の話なのに、なぜか損害賠償の話だと考えすぎてしまいました。地方自治法の住民救済制度について、まだまだ理解が浅いことがバレてしまいました。

第2問・第3問(民法):ボロボロ

民法の2問も散々でした。

  • 第2問(消滅時効)
    ⇒ ほぼ壊滅状態
  • 第3問(保証債務)
    ⇒ 部分点があるかもしれませんが…

特に消滅時効は民法改正の重要ポイントなのに、時効期間や起算点がごちゃごちゃになってしまいました。記述式は40字でまとめる技術も必要だし、まだまだ練習不足です。

今回の結果をどう見るか

運も実力のうち…(今回はそう思うことにします 笑)

正直に言うと、今回の結果は運もいくらか味方してくれました。迷って回答したところが、けっこう正解だったからです。

運良く正解できた問題

  • 商法の株式の問題(消去法で何となく…)
  • 憲法の統治機構(勘が当たった問題も…)
  • 基礎知識の時事問題(たまたま知ってた問題も…)

こういう問題は、本番で同じ運に期待できないので、もっとしっかり勉強しないといけませんね。

しっかり理解して解けた問題

  • 民法の物権・債権の基本問題
  • 憲法の人権分野
  • 行政手続法の基本
  • 行政書士法

この辺りは学習の成果が出ていて、ちょっと自信になりました。

他の受験生と比べてどうなの?

難しめの模試だったらしい

Zoom配信で講師の先生が言っていましたが、今回の模試は例年より「難易度高め」だったそうです。ということは、みんなも苦戦していたのかな?

だとすると、私の結果(法令等67%、基礎知識57%)は、平均よりは少し上かもしれません。特に50代からの挑戦ということを考えると、まあまあ健闘したのかなと思います。

本番合格に向けての課題

何をどのくらい上げればいいのか

本番で合格するには

  • 法令等科目
    ⇒ 122点以上(約50問正解)
  • 基礎知識分野
    ⇒ 24点以上(6問正解)
  • 総合点
    ⇒ 180点以上

現在の実力だと、択一式であと10問くらい上積みが必要で、記述式でも最低20-30点は取らないといけません。

一番の課題は記述式

記述式は60点満点で試験全体の3分の1を占めるので、今回のできからするとここが最大の課題です。ここを何とかしないと合格は厳しいと思います。

これからの勉強方針

最優先は記述式対策

  1. 毎日記述問題を1問は解く
  2. 模範解答をしっかり研究する
  3. 40字でまとめる練習をする

弱点分野の強化

  1. 行政事件訴訟法
    ⇒ 処分性、原告適格をしっかり理解
  2. 地方自治法
    ⇒ 住民救済制度を基礎から
  3. 民法債権
    ⇒ 消滅時効、保証債務を重点的に
  4. 文章理解
    ⇒ 週に2-3問は練習

時間配分の練習

今回3時間通しで解いてみて、時間配分の重要さを実感しました。特に記述式に時間を取られすぎて、最後の基礎知識で焦ってしまったのが反省点です。

前向きな気持ちで

まだまだ伸びしろがある

今回の結果を見て思ったのは、「まだまだ伸びしろがある」ということです。特に記述式は今がほぼ底辺状態だと思うので、対策すれば必ず上がるはずです。

合格は十分可能

50歳からの挑戦で不安もありますが、今回の模試で「合格圏内には入れそう」という手応えを感じました。運に頼っていた部分を実力に変えて、弱点をしっかり補強すれば、11月の本試験で合格できると信じています。

残り約2か月、この結果に満足することなく、でも自信を失うこともなく、コツコツと積み重ねていきます!

今回の模試結果まとめ

  • 択一式:43問/66問正解(約65%)
  • 記述式:ほぼ壊滅状態(部分点はあると思う…)
  • 全体的な評価:現時点では合格ギリギリライン、記述式を何とかすれば合格可能!?

次の模試では、今回の課題を克服して、成長した姿をお見せできるよう頑張ります!

みなさんも一緒に頑張りましょうね~。

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